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zoom RSS 閑話58 帝国海軍の駆逐艦 その3

<<   作成日時 : 2017/07/07 02:39   >>

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雨やら台風やらでなかなかスカっとしない日々が続きますが、
いかがお過ごしでしょうか。
ロコンディーです。

最近、ようやくプラモデルを作る時間が取れるようになったと思ったら、
またじわじわ仕事が増えてきている今日この頃です。

ですので、今回は以前の続きですが
帝国海軍の駆逐艦型の武装と性能比較の続きをしていこうと思いいます。
おそらく今回が最後になります。

前回は「主力of主力」の夕雲型まで紹介しました。
今回は島風型駆逐艦からです。

と、その前に各駆逐艦型の竣工時の性能や武装比較表と、その1その2のリンクを張っておきます。
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●島風型駆逐艦
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                             (島風型1番艦 島風)

 島風型駆逐艦は、陽炎型や夕雲型の甲型駆逐艦で海軍が不満だった速力と魚雷発射能力にケリを付けるべく計画された丙型駆逐艦です。
 特に速力に関しては歴代艦「最速」を目指すべく、天津風で試験運用された高温高圧缶と新型タービンが採用され、艦首形も従来のダブルカーブドバウからクリッパーバウに変更し、初代島風で記録された40.7ktを超える40.9ktを記録しました。
 ただし、これは燃料等消費物件が満載状態の1/2で行われており、従来の過負荷全力公試(燃料等消費物件が満載状態の2/3)よりも軽い状態で出された記録になります。(一応、断っておくと、この過負荷全力公試条件は、基地を出発し戦闘海域に到達した時の燃料消費物件量を想定しており、島風型の計画時にはこの燃料消費物件量は従来の2/3ではなく1/2が妥当とされたためにこのような事になっています。)
 この高温高圧缶と新型タービンにより、大和型(150000馬力)の半分である75000馬力を出力できることからも、島風型の能力はかなり強力である事がうかがえます。
 そして魚雷発射能力は帝国海軍艦艇で唯一の零式5型5連装魚雷発射管を装備、3基15射線を確保し、12.7センチ連装砲D型改一も3基備え、まさに艦隊型駆逐艦の完成形といっても過言ではない駆逐艦でした。
 島風型は第五次海軍軍備充実計画で16隻建造予定でしたが、魚雷戦戦術の見直しや建造工程の複雑さ、さらに戦局悪化に伴う量産の必要性から1番艦のみの建造となっています。

   ・1番艦 島風

●秋月型駆逐艦
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                            (秋月型4番艦 初月)
 
 航空機の発達に伴い、各海軍は対空戦闘のために対空砲を主兵装とした防空艦という艦種を生み出しました。
 その結果、英国海軍では旧型巡洋艦を改装したC級軽巡洋艦が配備され、米国海軍ではアトランタ級軽巡洋艦が計画されていました。
 そこで、帝国海軍も艦隊随伴型の防空直衛艦を計画しましたが、この計画時には魚雷投射能力がなく、排水量も4000tを超える巡洋艦クラスの艦艇になってしまい、海軍の少ない予算で量産するべく、魚雷発射管を搭載し改めて駆逐艦として計画建造されたのが秋月型駆逐艦(乙型駆逐艦)になります。
 主兵装は対空戦闘に主眼を置いた九八式65口径10cm高角砲を装備していますが、この高角砲は非常に優秀で、対艦戦闘でも12.7cm連装砲にも劣らない性能を示しています。
 艦首形状もダブルカーブドバウからよりカーブの緩い形状になっており、特に3番艦の涼月は艦首換装時にかなり直線に近い形状の艦首になっております。
 そして、本型は缶室と機関室が分かれており、松型ほどではないもののシフト配列が意識されております。

  ・1番艦 秋月
  ・2番艦 照月
  ・3番艦 涼月
  ・4番艦 初月
  ・5番艦 新月
  ・6番艦 若月
  ・7番艦 霜月
  ・8番艦 冬月
  ・9番艦 春月
  ・10番艦 宵月
  ・11番艦 夏月
  ・12番艦 満月
  ・13番艦 花月

●松型駆逐艦
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                      (松型駆逐艦28番艦 [橘型駆逐艦9番艦] 楡) 

 大戦中盤に差し掛かり、消耗する駆逐艦に対して、高性能の島風型や秋月型を建造していては間に合わないと判断した海軍は、それまでの量を質で補う方針から、駆逐艦の量産への方向転換に踏み切りました。
それが、丁型駆逐艦として設計された戦時量産型駆逐艦である松型(長型駆逐艦)です。
 基準排水量1260 t、全長100 mとかなり小型の駆逐艦となっており、その材質も今までは特殊鋼だったものが、高張力鋼と普通鋼に変わっております。
 対空、対潜、揚陸輸送に主眼を置いた兵装のため、12.7 cm高角砲の単装・連装各1基ずつと、25o三連装機銃4基、単装機銃8基、そして、九三式探信儀、九三式聴音機をセットで装備、小発と呼ばれる内火艇が搭載されて、まさにオールマイティと言っても良いバランスの取れた駆逐艦となっています。
 そして、機関室と缶室が互い違いに配置されたシフト配列よとばれる配置をしており、生存性を高めています。
(詳しくは楡 その2参照)
 また、19番艦橘以降は材料もほぼ普通鋼のみとなり、ブロック工法や溶接を駆使してより短期間で建造できるようになり、改松型あるいは橘型とも呼ばれています。
 そして、椎 榧 樺 などは大戦末期に回天を搭載するための改装が行われています。

 松型駆逐艦
  ・1番艦 松
  ・2番艦 竹
  ・3番艦 梅
  ・4番艦 桃
  ・5番艦 桑
  ・6番艦 桐
  ・7番艦 杉
  ・8番艦 槇
  ・9番艦 樅
  ・10番艦 樫
  ・11番艦 榧
  ・12番艦 楢
  ・13番艦 櫻
  ・14番艦 柳
  ・15番艦 椿
  ・16番艦 檜
  ・17番艦 楓
  ・18番艦 欅

 改松型(橘型)駆逐艦
  ・1番艦 橘
  ・2番艦 柿
  ・3番艦 樺
  ・4番艦 蔦
  ・5番艦 萩
  ・6番艦 菫
  ・7番艦 楠
  ・8番艦 初櫻
  ・9番艦 楡
  ・10番艦 梨
  ・11番艦 椎
  ・12番艦 榎
  ・13番艦 雄竹
  ・14番館 初梅

 ※ 戦争末期に就役した橘型の場合は慣例的に最初に竣工した艦が1番艦となるため、計画順では3番目に当たる橘が1番艦となり、その他は計画順に並んでいます。




以上が、帝国海軍の駆逐艦比較となります。
いや〜、改めてまとめてみたいと思って始めましたが、調べてみると改めて知ることも多々あり、とてもいい経験となりました。

駆逐艦は補助艦艇に分類される艦艇ではありますが、その多様性や活躍ぶりはたの艦種にはないロマンを感じますね。
「駆逐艦乗り」という言葉がありますが、その響きはまさに海の男を具現するようなイメージを連想させます。

映画の中での、とある米海軍大尉が
「駆逐艦はすごいぞ。最高だ!」
と言っていますが、意味は違っていますが、まさに名台詞ですね。



今回で、1/700スケールでの駆逐艦はこれで一区切りとしますが、今後は個別の駆逐艦で気が向いたものを作っていきたいと思います。なので駆逐隊をそろえたり、初期艦をそろえたり、キスカ攻略組をそろえたりとテーマに沿ってちまちまと作っていけたらと思います。

まずは差し当たり、第6駆逐隊をそろえるために響を作ろうかと思っております。

そんなこんなで、今後も駆逐艦プラモデルは続きます!

それでわ。
(* ̄∇ ̄)ノ


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